子曰く、学びて時に之を習う

 

ある男性と初めて茶をしばきに行ったのだが、

怒り悲しみを通り越してネタとして成仏したくなったのでここに記しておく。

かわいい猫で全てを浄化

事の発端は、マッチングアプリをやってみたい!という友人(彼氏有)に代わり、私がダウンロードしたことから始まる。

友人と解散した後も、「私と波長が合う人がいるのでは?」という淡い期待を抱いてメッセージ等のやり取りを続けていたのだが、ここでマッチした1人が今回のクソアドバイス男である。

 

この男、最初のメッセージではかなり好印象だった。

 

私よりも10歳上(私が20代後半なので相手は30代後半)という点は懸念していたが、物腰も柔らかく丁寧。写真の姿にも清潔感があり、しかも猫好き。

「会いませんか?」と言われ日和っていたが、会ってみようかな、とやり取りする中で思うようになった。

 

ここまでは順調だったのだが、(アレ…?)と思うようになったのは会う直前頃。

急に「猫好きですか?(^^)」というメッセージがきた。

………?振り出しに戻ったん?

 

というのも、私にとって【猫好き】はマスト条件なのでプロフィール上はもちろんメッセージでも頻繁に話題に上げていたのである。

会う予定の相手のこと何も覚えてねえのかよ…?と思いつつ、そんな理由でドタキャンもなあと思いそのまま当日になった。

 

この男、自ら会う約束を取り付けてきたのに前日まで店を指定してこなかったので、私が適当に選んだカフェを指定した。

 

当日、私は決めた時間ぴったりに到着。

スマホを見ると男から2~3分遅れると連絡があったので「ゆっくりで良いですよ」と返信すると、その後なんの連絡もなく10分後に合流してきた。(走れ)

 

挨拶も程々に、男は自らが投資している株に関する話を語りだす。

「チェックしている〇〇という企業の社長は顔が猿みたいだ」とか、「このブランドロゴがけ◯あなみたいだと話題になってた」とか、かなり下品な話題でこちらも苦笑い。

メッセージの印象とは全く別物だし、相手の容姿をとやかく言う人間が苦手なのでこの時点で萎えていた。

 

とはいえ場の空気を壊すのも憚られたので、適度に相槌を打ちつつ笑顔で対応していたら、私の恋愛観に関する質問攻めが始まった。

好きになりやすいか?好きになってから付き合うタイプか?

どんな人がタイプか?いつから彼氏がいないのか?

 

正直、萎えてる相手に言うのも嫌だったが、それなりに返答する。

会話のテンポが合わないのか分からないが、私の返答に被せて「ああ、〇〇ってことね」と決め打ちしてくるのがかなり不快だった。

 

質問コーナーが終わった後は怒涛のクソアドバイスタイムが始まる。

男は終始上から抑えつけるような口調だった。

------------------

・彼氏欲しいと思ってないでしょ?それが分かる相手は口説く気にならない

・容姿は悪くないのに3年も彼氏がいない女性は、理想が高いとかネガティブな理由が原因で彼氏ができないんだと思われるよ

・アプリは手っ取り早く相手を決めたい男ばかりなので、あなたのように時間を掛けたい人はやめた方が良い

・アプリは同時並行で数いる女性の中から比較して選ぶので、この条件だと選ばれない

・店で待っている姿が物怖じせず相手を品定めしているように見えた(遅刻した分際で何を?)

・俺のバツイチのこじらせてる友達を紹介しようか?(こじらせてるのはお前だが?)

・何を考えているのか分からない

・友達から時間をかけて彼氏を作るべき

------------------

私自身は媚びる立ちふるまいができないし相手と対等にいたいタイプなので、この男が理想とする「男を立てる」ような女性像とかけ離れていたことが、男の(しょうもない)プライドを逆撫でし、こういったクソアドバイスが出てきたのかもしれない。

 

実際、彼氏欲しいレベル低めだし心当たりがある部分はあるけど、会って30分程度の人間に言うことか?という。

そして、一体いつから――お前が選ぶ側だと錯覚していた…?(cv.藍染惣右介)という。

 

男曰く、彼氏を渇望している・直近で彼氏と別れた・口説きやすい・謙虚で自信がなさそうな柔らかい女性以外はアプリを使うな、ということらしい。

こういう人間が将来モラハラ夫(彼氏)と化していくのでは…。

 

うるせえ黙ってろ!とその場で言い返せればよかったのだが、友人や同僚・知り合いに恵まれた人生を送ってきたので、突然のことに落ち込んでそのままフリーズしてしまった。そして翌朝までモヤモヤとした気持ちを残している。

 

クソアドバイスが終了してから「会ってすぐに相手を分析できるんですね」とやや皮肉交じりに答えると、男は「よく勝手に分析するなって怒られるんだよね。前職がコンサルだから。」などと言う。

何人も犠牲になっているのか…。というかその時点で反省しろ…。そしてコンサル業界全員に謝れ…。

 

結局、この男が何を望んで今日という日を迎えたのか全く不明である。

年下の女性と会話して優越感に浸りたかったのか?あわよくば健気に自分を慕ってくれる女性と関係を持ちたかったのか?

 

男は帰り道に「一緒にキャンプに行こう」などとぬかしていたが、

帰宅後に即ブロック&アプリの運営に報告したので二度と会うことはないだろう。

 

私と同じ思いをする女性が今後出てくると思うと、いたたまれない。

アプリよ、相手のプロフィールに口コミ投稿できるようにならんだろうか?

もちろん本人には見えない感じで…。

 

 

 

最近はマッチングアプリを使うことがかなりメジャーになってきたが、実際に会う場合は嫌な目に遭う前に慎重に慎重を重ねて欲しい。

世の中には色んな人間がいるのだから…。

 

 

▼他マチアプ戦

 

mizomizo-28.hatenablog.com

 

mizomizo-28.hatenablog.com

 

mizomizo-28.hatenablog.com

 

mizomizo-28.hatenablog.com