人間との関わり、ハードモード

 

「人と生きていく」と言っても、それには色んなカタチがあると思う。

 

先日、マッチンアプ経由で出会った人間と数ヶ月の交際期間を経て解散へと至ったのだが、反省とムカつきでどうにかなりそうなのでここに記しておく。

 

猫のかわいさは全てを浄化する

 

過去に記述している通り、元交際相手は猫アレルギーである。

mizomizo-28.hatenablog.com

一口に言えばこれが解散理由なのだが、大元の理由は【①将来観のギャップ】と【②価値観をすり合わせる時期が遅すぎた】の2点だと思っている。

 

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【①将来観のギャップ】

これが発覚したのは、交際して2週間が経った頃。

アレルギーがあると将来の選択肢が限られるよな~と思い「アレルギーのこと、次会う時にちゃんと会議しよう」というメッセージを私から送った時のことだ。

 

送信後しばらくしてスマホを確認すると、数件の不在着信が。

何だ何だ…と早々に折り返すと、電話越しにくぐもった鼻声が聞こえる。どうやら泣いているようだった。

 

聞きなれない大人の泣き声に動揺しつつ、なだめながら相手の話を聞く。

・自分の性格が原因でまた振られると思った(稀に見る変人なので)

・ひとりで生きるのは寂しい

・今すぐにどうしたいのかを話して欲しい

要約すると、この3点が言いたかったとのこと。

 

癇癪を起こした子供みたいに「今言って!今!」と言うので、

私はざっくりと考えている将来の在り方(パートナーとして一緒に暮らせるのがベストだが、難しければ別居で近くに住むとかもありだと考えている等)を伝え、あなたはどう考えているのか、と聞いた。

 

すると「なにも考えてない…。」と言う。

ハァ?である。

あれだけ催促して自分はなんにもなしかい。

 

その後もモゴモゴと歯切れの悪いことを言うので、きちんと自分の考えをまとめておいて欲しいと伝え、1週間後に対面で話し合うことにした。

 

当日、一緒にご飯を食べていても「なに?話したいことって」と、何度もふざけて言うだけで全く核心には触れてこなかったのだが、しばらくするとぽつりぽつりと話しだした。

 

私とは真剣に付き合ってるし連絡してきた他の女性からの誘いも断っている、ヤりたいから付き合ってるんじゃない、でもアレルギーだから一緒には住めない、とか、そういう話である。(いま女の話いる?)

 

一緒に住めません ~終~ ではなく、一緒にいるために何ができるかという会話がしたいのに、そういった代替案は一切ないし、的を得ない話が多くて困った。

 

「薬を飲むのは?」とこちらから聞くと、美容系の薬を飲んでいるから追加では飲めないという。それはどうしても譲れないらしい。

いやほんとになんで私と交際した??という疑問でいっぱいだったが、この日は時間がなく話がまとまらないまま終了。

 

そのまた1週間後、話す機会があった。

支離滅裂だった相手の話も、この日になるとある程度まとまりを見せていた。

 

・一人で生きるのには不安があるので結婚したくてアプリを始めた

・私と一緒に住むのは難しい

アトピーがあり、猫がいる空間にストレスを感じるため)

 

とのことである。そうか。と納得しつつ、

では、一緒に住まずに結婚はできるのかと聞くと、「できない」という。

 

そうか、悩ましいね。と相槌を打つと、

「このまま付き合ってても消化試合になるけど大丈夫?結婚相手が見つかったら別れることになるけど…」と言う。

 

2023年で一番ムカついたフレーズである。

割と誠意を見せつつ真剣に交際してきたつもりだったのだが、こんな仕打ちある…?

 

相手の中で結婚=同棲が紐づいていて、かつ上2点の結論が出ているのであれば、話を始めた時点で別れを切り出すのが筋では?

ワンチャン、都合良く付き合い続けられるとか思ってる?

なんでもかんでも私から質問しないと結論出せないのなに?

というか私のこと、ちゃんと考えてくれたことありました?

 

とかもう色んな感情で頭がクラッシュしていたので、一旦話は寝かせ、翌日、私から解散宣言をさせてもらった。

 

色々質問してやっと芯の考えを引き出すことができたが、要するに、何にも考えず自分の欲求が赴くまま交際を申し込んできたらしい。まあ確かに、そういう性格ではある。

というか、涙の電話の際に「占いの通りにしても効果なかった…」とか言うてましたが、占いのせいにして思考を放棄していれば何にもうまくいかないのでは…とか思ってしまった。*1

 

もしかして、私が話を吹っ掛けなかったら、突然「結婚するわ!」とか言われてポイされてた?ヒィッ!

 

人間との関わり、ハードモードである。

 

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【②価値観をすり合わせる時期が遅すぎた】

交際前にきちんと会話できていなかったのはかなり反省している。

 

というのも、相手が考えていそうな選択肢を私が勝手に想像して、勝手に希望を持っており、交際後でも前向きな話し合いができると思っていたのだ。

 

交際直前、相手から「猫アレルギーだからもう二度と会わないのも違うと思って…」と言われた時に(ああ、この人は、猫アレルギーによって生じるであろう苦難にも前向きに対処するつもりで交際しようと言ってくれているのか)と深読みしてしまったのである。

 

まあ、分かる。

相手は30代後半だし、会話の要所に「結婚したら~」とか「二人で住んだら~」とかいう話題が挟まれていると(将来のことちゃんと考えてるんだな)と思ってしまうのは分かる。

 

でも過去の自分に告げる。

自分に都合よく深読みするのはやめなさい。

本人の口から聞かなければ、それは全て幻想なのである。

 

私は本当にそういうところがあるよね。

自分の首を自分で絞めるな…。

 

 

なにより、人間と一緒にやっていく上で大切なのは話し合いである。

気持ちは言葉に乗せろ…。

これが今年の目標である。

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今回のことで理解したが、わたしは交際=人生を一緒に戦っていくことだと思っているので、将来どうやってふたりで生きてく?みたいなマインドを相手が持っていないと、なかなか難しいな。だったらひとりで良くね?となるので…。

 

ハァ〜

 

これだけ呪詛ばかりを並べといてアレだが、もちろん楽しかった思い出もある。

嫌な気持ちはさっさと忘れて、学んだことだけは経験値として昇華させたい。

 

 

ハァ~

大切にされてえ~

*1:霊視の占いにハマっており、やりすぎなくらい占い師の助言通りに行動している