春霞

3月も既に4週目に入り、すっかり春めいてきた今日この頃。

 

 

日の出の時間が早まったからなのか、猫の朝ごはんプレッシャータイムがじりじりと前倒しされてきていて辛い。

 

まあ、一切ご飯を食べなかったあの頃を思えば、猫どもの食欲に代えられるものはありませんが…。

 

 

ほどよい気温になってきたので、水やりしやすいように草達を配置替え。

危うくサラダバーになりかけたが、ギリギリ触れない位置にできたのでセーフである。

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2月に続き、今月も陶芸教室にマグカップを作りに行った。

ひよこは既製品です。

今回は、乾燥させていた土台を理想の形に削っていく作業と、マグカップの柄の部分をくっつける作業をした。

 

陶芸小道具2:削り道具 - 陶芸百貨店(by彩里陶材)

こういう輪っか状の道具を使って中と外を削っていくのだが、思っていたより土台を厚めに作ってしまっていたようで、しっかり削っても中々薄くならず苦戦。

全体で300gが一般的とのことだったので、1時間かけて黙々と削った。

(削ったカスがチョコレートみたいで美味しそうでした)

 

柄については、成形してマグカップにくっつく角度に調整したら、その後は柄の部分だけを天日干し。

乾いた後に、双方の接着面を濡らしてくっつけたらこの日は終了。

 

空いた時間に葉っぱの箸置きを作ったり、友人とくっちゃべったりと、ゆったりとした時間を過ごした。

こういう瞬間、プライスレスである。

 

教室を主催している友人が作ったウドゥという楽器。かわいい~!

次回も楽しみだ〜。

 

 

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ところで別日。

3月の目標として、前々から美容医療のハイフをやってみたいな~と思っていたので、美容外科を受診した。

 

今のうちから始めてみるか~と安易な気持ちで話を聞きに行ったのだが、

結論から言うと、メンタル面でかなりダメージを受けて帰ってきた。

 

▽ハイフとは

高密度の超音波を肌奥の特定の層にのみ照射することで、表面の皮膚を傷つけることなく強い熱エネルギーを与えることが可能です。この熱エネルギーによってダメージを受けた組織は、創傷治癒の過程でコラーゲンやエラスチンなどの生成が促進されます。これによってリフトアップや肌の引き締め、ハリツヤの改善といった効果が得られます。

要するに、肉を焼いたら縮んで固くなるような仕組みを応用し、皮膚の中の組織をギュッと引き上げて、たるみ等を予防する効果があるらしい。

 

施術の前はカウンセリングが必要なので、男性医師と個室で面談をする。

まず初めに「どこが気になってますか?」とヒアリングを受ける。

 

少したるみが気になってきて…、と返答すると、

先生から怒涛のアンサータイム。

 

「ハイフ単体では意味がないです。まずはフェイスラインの脂肪を吸引して糸で吊り上げて、ほうれい線部分にヒアルロン酸注入と併せて実施するのが一般的ですね。」

「エラが結構張ってますね…。その上にお肉が乗っているので、頬部分にくぼみができるようになってるんですね。これ気になるでしょ?」

「骨格的には新垣結衣とは上白石萌音と似ているので、そこを目指していきましょう。こう言われると嬉しくないですか?」とのこと。

(※手術する気はないと事前にお伝えしている)

 

いや……。まあ…。その通りなんだが………………。

安易な気持ちで相談に行ってしまっただけに、熱量の違いにタジタジである。

まさか脂肪吸引まで提案されるとは思っておらず。

エラがあるのは生まれた瞬間から認知していたが、直せとまで言われるとは思わず…。

相談してない部位まで言及されて結構ショックである。

 

 

そしてまた私は悶々と深読み思考に陥る。

 

この先生にとっての「美しさ」ってなんなんだ?

世間的に「美しい」とされる基準ってなんなんだと。

気づかぬ間に、世と自分が持つ価値観の境界線が曖昧になっていた。

 

確かにガッキーはめちゃくちゃ可愛いし、私の顔面はガッキーではないが、

私にしか生み出せねえ「味」もまた、「美しさ」とちゃうんか?しらんけど

美容外科にまで行っといてアレですが。

 

美に対する価値観が揺らいだ一日だった。

美容外科における通念とは、良い距離感で付き合っていく必要があるな。

(この先生がハズレだった可能性もあるけど)

 

てか「こう言われると嬉しくないですか?」って言い方腹立つわな。

お前らはこれ言っときゃ喜ぶだろ?みたいな魂胆が透けて見えて…。

メンブン!

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新しいことを始めると、揺さぶられる事案が発生したり、ショックを受けることが多々ある。

 

人生は何事も経験である。

経験によって人は強くなり、柔らかくもなれるのかも。

 

大事にしたいモノやヒトや価値観は手放さないようにしつつ、

今後も気になるものには積極的にアクションを起こしていきたい。