昨年10月。ちゃかさんが原因不明の急性肝炎・胆管炎を患い、どえらい事態になった。
当時の私は血眼でブログやらツイートやらを読み漁っていたので、同じような方の参考になればと思い時系列順にまとめる。（ほぼ1年経っちゃったけど）
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※過去の経緯：9月中旬に肺炎になり抗真菌薬で回復していたが、この日には改善していた。
年1回の健康診断を受診し、血液検査を行ったのだが、この時にまだ真菌が残っている可能性がある為、追加で抗真菌薬を投薬するように指示される。血液検査の結果は後日郵送されるとのことだった。
この日は何もなくそのまま帰宅した。
お昼頃に指示通り抗真菌薬を投薬。
その30分後、猫が「苦しい」と訴えるように鳴きながら真っ黄色の胃液を嘔吐する。
普段は全く吐かないので飼い主大パニック。即座に病院に駆け込もうとするが、まさかの休院でさらにパニック。よ～く観察したら耳の内側が黄色い気がする…。念のため採尿をすると、どす黒い茶色をしていた。
丸1日なんにも口にしていないが、猫は食べないと肝臓に負担がかかるので、エナチュールを強制給餌をした。嫌がるちゃかさんに無理やり食べさせるのは辛かった。
耳の中が少しだけ黄色いちゃかさん。
昨日より元気がなく食欲廃絶。やっぱり様子がおかしい。
最初は気の所為とまで思った耳の色が、この頃にはわかりやすく黄色に変色していた。あまりの黄色さに黄疸だと確信する。抗真菌薬は肝臓への負担が大きいという記事が目に入り、迷ったが独断で投薬は中止した。（結果的に中止して正解だった…）
開院前に病院へ電話をかけたところ、すぐに診てくれるとのことでダッシュで病院へ。いつもはキャリーの中で大暴れのちゃかさんがじっと静かにうずくまっている。
病院到着後は即座に血液検査となった。待合室でうずくまっていると、採血で暴れるちゃかさんの声が院内に響く。心配と不安で胸が張り裂けそうだった。
こちらがその時の血液検査の結果。
▽2021/10/6（嘔吐後の採血結果）
参考値と比較すれば一目瞭然だが、肝臓にまつわる数値が全て上昇しており、特にALTがえげつない数値で振り切っている。先生もこんな数値は見たことがないと…。
レントゲン・触診の結果、臓器に見た目上の異常はなかった。診察結果としては、急性の胆管・肝炎の可能性が高いそう。原因は不明。（と医師は言っているが個人的には抗真菌薬の影響だと思っている…）他の病気の可能性もあるがその場合は予後不良という話をされて、その場でぶっ倒れそうになった。
この日は即入院となり、静脈点滴での強肝剤の投与を開始。頼むから良くなってくれ…と何度も祈りながら空っぽのキャリーを持って帰宅した。誰もいない家はしんとしていて、辛かった。
夕方に点滴を終えたちゃかさんを迎えに行った。残り2日間、静脈点滴での強肝剤投与をして様子するとのこと。同時に健康診断の血液検査の結果が返ってきた。
▽2021/10/3（健康診断時の採血結果）
？？？健康診断の前から肝臓の数値高くね？？？？
もしかして、前前週に抗真菌薬を使った時点で既に肝臓がダメになっていたのでは？やっぱり血液検査の結果を待ってから薬の追加は検討するべきだった…。院長～～～～～～…！
（後に知るが、抗真菌薬は肝臓負担が大きいそうで、長期投薬する場合は血液検査で様子見が必要らしい。院長～～～！！！！！！！）
早朝から動物病院に連れて行く。変わらず食欲廃絶で水もほとんど飲まないが、ぐったりはしていない。念のため採尿するとやっぱりどす黒い茶色だった。
病院到着後は強肝剤の効果を確認する為、再度採血に。ちゃかさん、採血が大嫌いなので本当に可哀想だが止む終えなし…。病院の裏から咆哮する虎の声が聞こえる。申し訳ない…。この日もそのまま病院に預けて点滴になった。
夕方に迎えに行くと、先生から採血の結果を聞かされた。肝臓の数値に大きな改善はなく、経過は良くないらしい。猫の肝臓はまだまだ分かっていないことが多く、バイオプシー（全身麻酔後に針で細胞を取るやつ）をしないと詳しい原因は分からないし、しても分からない場合が多いと説明された。
私の肝臓あげてえ〜。
連れ帰ると、ちゃかさんが 元気ないのに顔にスリスリしてくるので泣いてしまった。病院で強制給餌してもらったけど、吐いてないのが幸い。引き続きごはんと水を一切口にしないので、明日も入院で半日強肝剤を点滴する。
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思い出してぐったり…………。
見る人そんなにいないだろうからゆっくり書きます…。
まだまだつづく…。
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