彼氏がママ活をやめようとしない件

mizomizo-28.hatenablog.com

●前回のあらすじ:過去の言動から不信感を募らせていたところ、ついに彼氏のマチアプアカウントを発見。激詰めすると、完全にノーマークだった「ママ活」という単語が。ママ活って…なに?

 

「己の大切なものを見誤ってはいけないよ」と猫も言うております

 

彼氏からママ活をしているという告白を受けた私はとにかくパニック。

私の脳内では浮気発覚~交際終了の流れを完全にシミュレーションしていたので、予想外のことにフリーズするしかなかった。

 

冷静になろうとソファに横になるが、LINEを開いて件のメッセージを目に入れる度に「ママ活ってなに?????」とひとりでに叫んでしまう。

 

とりあえず、耳慣れない【ママ活】という単語を検索してみた。

◆「ママ活」とは若い男性を応援してくれる年上女性を探す活動
「ママ活」とは、若い男性が食事や買い物などでママと共に過ごし、その対価として報酬を貰う行為です。ママ活で受け取るお金は、時給制と日給制の2つがあり、日給制の場合即日払いであることがほとんどです。

食事やショッピングなどのデートがママ活の基本的な内容です。男性を息子のように見るのか、1人の男性として見るのかはママによって異なります。女性が男性をどう見ているのかによって、ママ活の内容も変わるでしょう。基本的に男女の関係は発生しませんが、まれに男女の関係を求めてくる女性もいるようです。

パパ活に続くワード「ママ活」とは…出会いや相場・実態に迫る!|資産形成ゴールドオンライン

いや…… ムリムリムリムリ…。

直接話を聞いてみないことには判断しかねるが、どこぞの知らん女が自分の彼氏に好意を向けつつ金銭的援助をしている状況…。そして、恐らく自らを嘘で偽り騙してどこぞの知らん女から金を巻き上げている彼氏…。どこの地獄絵図?

 

例によって、精神的ダメージから判断力が著しく低下している今、これはひとりで考えるべきではないな…と友人と出掛けることにして、彼氏には「夜電話する」とだけ伝え一時寝かせた。

 

この日は電話に出やがらなかったので、翌日に電話で会話をする。

 

彼氏の主張は以下の通り。

------

・食事デートや体の関係を持ってお金を貰っている

・1日で5万円貰える

・平日がメインで週2~3回

・学生の頃からしている

長くやりすぎてマッチングアプリ上のプロフィールを見るだけでママ活目的の相手かどうか見抜けるらしい。まじでそんなスキルいらん。

・目的はお金

最初は「奨学金を自分で払っており、親孝行の為にお金を稼いでいる」と主張していたが、ママ向け定型文臭すぎたので「いやお前の実家太いし、当たり前の事言うけど親はして欲しくないでしょ?」と詰める。すると「本当は昔から子供が大好きだけど育てるには将来的に1人2,000万円かかるからその為に貯めている」とのこと(※6/6追記:これも嘘でした)言いたいことは山ほどあるが、この期に及んで嘘つくな…。

・結婚したらやめる

「付き合ってる期間だけでもやめて」と言うと口ごもる。私が「辞めるなら交際継続を考える」と譲歩すると、「〇〇(私)がずっと一緒にいてくれて結婚を約束してくれるなら辞める」とかクソみたいなことを言いだす。

→ここから推察するに、金銭目的はさもありなん、自らの寂しさを埋める目的としても活用している可能性を感じる。が、本人は認めない。

・〇〇(私)が嫌ならカラダは辞めるよとか言う

言わなくても辞めろよバカタレがよ。

・ママ活自体に違法性はないと主張

需要がある以上みんなのことは幸せにしているし、お金も貰えるし特に悪いことをしている認識はない。ママ相手に恋愛感情はないし、仕事だと思っているとのこと。「〇〇(私)のことは不幸にしてるけど…」と言ってたが、一番私を不幸にすなよとブチ切れる。ママには「あなたがいないと生きていけない」と言われるらしく、それにやりがいを感じるらしい。シンプルにキモい。私がパパ活してたらどう思うかと聞くと、カラダ無しなら良いとか言う。倫理観死んでる?

・前彼女にはバレなかった

その後に元カノは容認してくれていたとか言ってたが、口ぶりからしてダウト。そもそも隠してやっていること自体が最悪。家族はもちろん友人にも言ってないらしい。

・なぜ嘘をついたのか

「だってこんなこと言えないもん。」とのこと。ほなやるな…。

------

 

一連のやり取りから分かる通り、嘘をつくことに慣れすぎている感が半端ない。

もはやママ活云々よりも、嘘に嘘を重ね続けている人間性に不信感マシマシだった。

 

最初はママ活をスッパリ辞めてくれたら交際継続を考えるか…とか思っていたが、渋り続ける彼氏を見てそんな気持ちもすっかり冷めてしまった。

 

その日に「ママ活やっている人とは交際できないので、ママ活OKしてくれるヤバい奴を見つけてその人と交際してください」と伝えてこの日は終了。

 

翌日彼氏から「やめるよ」と返信があったので、「散々辞めるのを渋られた後だと信用できないです」と返信。その後も「信じてもろて」とだけ返事があったので、情は残っていたが(もうどうにもできないな…)と判断し、鬱々としながら「別れて欲しい」と連絡をした。

 

すると思いの外すぐに、快諾の返事がきて、「ついに、解放されたーーーー!!!」と悲しみ半分に歓喜していたのだが。

 

その後になんでか聞いていい?と確認されたので、「嘘をつかれ過ぎて信用できないのが苦しい」と伝えると、怒涛の食い下がりタイムが始まる。

 

「そこをなんとか」「幸せにするから」「ずっと〇〇(私)のことだけ考えて生活してたんだよ」

なんと薄っぺらい引き止め文句でしょうか。

 

さらには「もうすぐ辞められるから…」ときて、「何を」と確認するとママ活だという。

いやお前?つい先日辞めるつってたよな?

もうヘタクソなんだからよ、嘘付くなって言ってんのバカタレがよ。

 

さながら漫才である。

M-1(ママ活ワングランプリ)出る?俺たち。

 

別れ際にここまで食い下がられたのは初めてなのだが、本当に長引けば長引くほど冷めるな…。

今後は自分も気をつけよう、と背筋を正す私なのだった。

 

 

まさか、交際相手に求める条件に「ママ活をしていない」が追加される日が来ようとは…。

 

 

▼エンディングはこちら

mizomizo-28.hatenablog.com

 

Mama

Mama

  • EXO-K
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes